この学科でどのような研究が可能か
「知能機械工学科でどんなことが学べ、どんな研究を体験し、どのような道を進むことが可能か」その答えは、下の研究項目の流れからその一部を知ることができるでしょう。本来、機械は、人間が道具を使うようになってから人類にとって安全で、しかも役立つ物でなければなりませんでした。また、長い時間にわたって安全に使うためには、その基本原理を理解し、その特徴を見極めることが重要なことでした。それは、世界中の技術者であれば、内容が分かりどこで作っても同じ性能で同じ寿命で安全性に富んだ製品ということです。このように、新たな道具(機械)を考え、その機能の性格を求めた機械を作り出す分野を機械工学分野といい、長い間、文化を支えてきました。私達の学科では、特に、「賢い機械」を作り出すことのできる人材を世に送り出すことが使命であると考えています。
福祉用ロボットの研究 空気軸受けの応用研究 マイクロファクトリの実現
材料機構ダイナミクス・サウンドデザイン インテリジェント材料の研究 インテリジェント加工システムの研究
気体・液体噴流 発熱物体の自然対流伝熱の研究・ヒートパイプの基礎的研究
設計工学研究室(教授:里見忠篤)
日本における研究の位置づけ
設計図は物作りの基になります。この研究室では正しい設計方法に基づいた製品開発を実践しております。現在手掛けている物には、自動車部品、半導体製造設備、洗浄技術、医療機器等があります。産業界に貢献できる新しい技術の開発に挑戦しております。
他大学、機関での研究状況
東京工業大学精密工学研究室でも研究が行われているが、応用面の研究は本学が進んでいる。

関連研究テーマ

●空気式静圧送りねじに関する研究