研究室紹介

知能機械工学科では、10人の教授・助教授、2人の専任講師、2人の技術員が直接教育に携わっております。この他に、兼任講師として人文系6人、自然科学系4人、語学系7人を擁しております。また,教育アシスタントとして約38人の大学院生が「教育副手」として学部教育に参加しております。現在、知能機械工学科には、次の研究室があります。

材料工学研究室 生産工学研究室 噴流工学研究室 材料力学研究室
浅岡 照夫
教授・工学博士
樫村 幸辰
教授・工学博士
国吉 光
教授・工学博士
辻 裕一
助教授・工学博士
形状記憶合金を用いたインテリジェント材料の研究を行っています。焼結による分散複合化を始めとして、薄膜、多孔質と言った多肢にわたる形状を利用して、新しい機能材料の創成を試みています。 インテリジェント加工システムを実現するために作業用のロボットの開発、新しい加工システムの開発、さらに製品のライフサイクルアセスメントを考慮した設計・生産手法の研究を行っています。
−樫村研究室へ
地球温暖化の原因であるCO2を削減するために、省エネルギー化を目指して研究を行っています。ガスエンジンの燃料噴射、インクジェットプリンタの噴射、空調機の吹き出し流れなど、様々な機器における流体・熱の流れの基礎研究として、レーザ光による可視化をはじめ様々な測定・解析技術を用いて解明しています。 先端材料の強度評価を通して、破壊のメカニズムの解明、破壊の防止・制御を研究しています。AEによる疲労亀裂進展の評価、ボルト締結体の強度設計などがテーマです。新分野として、マイクロマシンの設計試験から評価まで行うマイクロファクトリの構築を目指しています。
メカトロニクス研究室 振動・音響工学研究室 設計工学研究室 コンピューター・メカトロニクス研究室
  佐藤 太一
教授・工学博士
里見 忠篤
教授・工学博士
角田 興俊
特任教授
ロボット関係では、手術支援ロボット・インテリジェントロボット・歩行ロボット、福祉関係では、高齢者用運動機能訓練装置・新しい電動義手の開発などを行っています。また、人間の目に相当するビジョンやマイクロエンジンの基礎的な研究も行っています。 年々、家電品は静かに、自動車は乗り心地良くなっています。ここでは、振動工学に基づく技術が大きな役割を果たしています。私の研究室では、機械の低振動・低騒音化のために、インテリジェントな要素技術の開発を行っています。
−佐藤研究室へ
設計図は物作りの基になります。この研究室では、正しい設計方法に基づいた製品開発を実践しております。現在手掛けている物には、自動車部品、半導体製造設備、洗浄技術、医療機器などがあります。産業界に貢献できる新しい技術の開発に挑戦しております。 コンピュータを利用した生産システムの開発、画像処理技術を利用した検査及び計測装置の開発及び人と装置の融合を図るMMIの研究等、実利用を目指した技術の開発を行っています。コンピュータとメカトロニクスの統合化技術を研究しています。