こんにちは、学部3年の久保です。
先日、今年度の大会に出場するマシンの
ハーネス(ドライバーを保持するためのシートベルト)の取り付け部の設計を行っていました。
事故時などにドライバーの命を守るうえで15,000 N (1,500 kgf)くらいの引張荷重に耐える必要がある部品です。

5点式ハーネス
しかし、過剰に強く作ってしまっては
重くなってしまいます。重量は1gでも
軽く作りたいので…
そこで役立つのが解析ツールです。
こんな材料でこんな形を作った製品に
この方向に力を加えると、どうなるのかをシミュレーションすることができます。

簡易的なモデルを作成して、固定位置と
荷重をかける方向と強さを指定する
画像のように、どこに強い応力がかかっているのかが分かります。
これを参考にここの形状をもっと工夫しよう、材料はこれでいけるな、ここはもっと軽くできるな、などと設計するための情報を集めることができます。
しかし、あくまでシミュレーションなので、実際に作って試してみるまでは分かりませんが…
普段は使い勝手の良さからFusionという3D CADのツールを使って解析を
していたのですが、今回はCATIAという
ツールでの解析を試してみました。
どんどん設計して、自分自身の能力を
あげるとともに、チーム全体の士気と
能力を高めていきます !
コメントを残す