フライス調整

こんにちは、学部3年の小林鼓道です。

本日はフライス盤の調整を行いました。

以前日記にさせていただいたねじ切り

旋盤は実はこのために必要でした。

無事に3/8-16のねじを切ることができました。

引きねじが完成したところで、ここからが本番です。

フライス盤の軸の振れを調整する必要があります。

フライス盤にピンゲージを固定し、

ピンゲージにダイヤルゲージという計測機を当てて、軸の振れを計測します。

時計のようなものがダイヤルゲージです。先端の突起を押すと数値が変わります

振れを1000分の1mm以下にしたいのですが、なかなか出ません。

やり方を変えながら試した結果、メス側のテーパーに問題があるのではないかと
考えに至りました。

メス側のテーパーは傷が入ってしまっているので、そこがわるさをしているのではという考えです。

テーパーの表面が傷つき、凹になっている場合は、振れにさほど影響がないと思うのですが、凸になっている場合、

テーパー同士が適切な位置に来ないのでこれが振れに影響していると思います。

そういうときのために以前購入していたテーパードレッサーというものを使用しました。

これがテーパードレッサーです

この工具を簡単に説明すると、テーパーの形をしたやすりで、これをメス側のテーパーに突っ込み凸側を削ります。

何回か研磨していくと、段々と振れが安定してきて、値が小さくなってきました。

あともう一息です。


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