よくある質問

Q:どうしたら夢工房で活動できるのですか?

A:東京電機大学理工学部機械工学系の学生であれば、学年を問わず夢工房での工作作業が可能です。ただし、工作機械の使用にはライセンス講習を受講する必要があります。
他の研究室の実験装置の加工なども請け負ったりしています。

継続的に使用する場合は、3年生後期の研究室配属で自動車工学研究室に所属するか、プロジェクト活動に所属する、自動車部に所属するなどして、チームとして利用してもらいます。

Q:どのような学生が活動に加入していますか?

A:加入時は、特別な知識や技能など持たない、ごく普通の学生がほとんどですが、最近ではこの活動をするために入学したという学生も増えています。
ただし、目標や夢は重要です。それを叶えるための夢工房ですから。
夢工房はチャレンジャーを待っています。

Q:夢工房の活動を経験した学生の就職状況はどうですか?

A:素晴らしいです。
こういった活動を続けていれば、当然といえば当然ですが。
卒業生の約80%が自動車関連企業で、設計や研究などの開発業務をしています。
残りが、航空宇宙、鉄道、産業機械などの業界で開発業務をしています。

近年では、一部上場企業でも入社後3年での離職率は30%を超えていると言われていますが、夢考房経験者の就職後の離職率は10%未満ですので、多くが希望通りの会社に入って、やり甲斐を持って仕事をしていると思って良いと思います。
代表的な例は「夢の続き」をご覧下さい。

Q:夢工房では、どのような作業ができますか?

A:CADを使った設計、各種加工ができます。
加工機は以下のようなものがあります。

TIG溶接機(交流・直流)
MIG溶接機(直流)
旋盤(汎用、NCの両方あり)
フライス盤(汎用、NCの両方あり)
ボール盤
各種グラインダー
恒温炉
油圧プレス
3Dプリンター
バンドソー
各種エアツール
サンドブラスター
など

その他にも、各種計測器や光学式3Dスキャナーなどもあります。

Q:プロジェクト活動とは何ですか?

A:夢工房のプロジェクト活動は、授業でもクラブ活動でもない有志の学生による活動で、学生自らが、企画、設計、製作、テストなどを行い、大会などで成果を確認するものが中心です。

授業のようなスタイルの活動の場合、目指すところは、「言われたことができる人」の育成です。このやり方にはメリットもデメリットもありますが、事前に用意された内容を指示されて取り組むため、受け身で単位取得が目的となり、最低限の活動になる可能性があります。
Formula SAEやCanSatの開発のようなプロジェクト活動は、内容的にも時間的にも、とても授業の範囲内でカバーできるものではありませんし、数値化した成績も付けにくいものであるため、授業で習得できるものではありません。
方やクラブ活動では、監督の教員主導で学生が指示に従う、好きな者が集まり好きなように進めるなど、色々なケースがありますが、単に監督に従う、もしくは、低レベルで趣味的に取り組むこととなる可能性があります。

夢工房で目指しているのは、「やりたいことができる人」「言われなくてもできる人」「言われないことができる人」です。なので、教員の積極的な指示、指導により、学生が従うというスタイルではなく、あくまでも学生が主体です。エンジニア出身の教員が、アドバイザーという形で、基本的な管理や確認、助言はしますが、手取り足取りの指導はしません。もちろん、学生からの求めに応じての指導などは行います。
このようなやり方で、卒業後の実務に最大限に役立つ考え方や、やり方を、教員、学生共々日々模索、改善しています。

Q:プロジェクト活動には、他学系や他のキャンパスから参加できますか?

A:できます。
多くは機械工学系の学生ですが、他学系の学生や、千住キャンパスの学生が活動していたこともあります。
ただ、他キャンパスからの参加の場合、移動時間がかかるため、実質的な活動時間がかなり制約されます。

Q:夢工房のプロジェクト活動で海外遠征に行く場合の費用は?

A:現在のところ自費です。
ですが、旅行や留学などでは得られない貴重な経験ができます。
将来に向けての投資効果は絶大で、このような活動に匹敵するものはなかなか無いと思います。
夢工房の出身者の多くは、海外出張を必要とするような仕事に就きますが、その際にも役立つ経験です。
費用の負担を軽減したいのであれば、スポンサーを獲得するという方法もあります。

Q:見学はできますか?

A:できます。
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