CanSatとは
CanSatとは飲料缶サイズの模擬人工衛星でその名前は「缶」(Can)と「衛星」(Satellite)を組み合わせたものです。350ml缶のサイズに収まるクラスとより大きなクラス(Open Class)があります。TDU Space ProjectではOpen Classのローバー型CanSatを開発しており、自律制御でのゴール到達を目的とした機体を開発しています。
ARLISSとは
ARLISS (A Rocket Launch for International Student Satellites)は毎年9月にネバダ州ブラックロック砂漠で行われるCanSatの打ち上げイベントです。
大会ではCanSatをロケットに搭載し、4000m上空まで打ち上げます。ロケットから放出された機体はパラシュートを展開して着地し、自律制御によって地上に設置されたゴールを目指します。ゴールまでの距離によって順位が決定し、最も近いチームが優勝と成ります。
種子島ロケットコンテストとは
種子島ロケットコンテストは毎年3月に種子島宇宙センターで行われるロケットとCanSatの大会です。私たちは自律制御カムバック部門に参加しています。競技はクレーンによって高度50mから機体を投下し、地上に設置された目標地点を目指します。種子島大会ではゴールまでの距離と投下から停止までの時間によってスコアが決定します。