マシン戦略

こんにちは、学部3年の久保です。
来年度に開発するマシンの戦略を考えていると
マシンだけでなくドライバーの運転能力に
ついても考えることがあります。


マシンがどれだけ速くともドライバーがそのマシンの限界性能を
引き出せなければ意味がありません。
カートに乗っていても感じることですが
高速域のストレートからコーナー、ヘアピンへ進入するときの
速度の決定が難しいのです。経験が浅いドライバーは
基本的に安全志向で走ろうとするため、限界からは程遠い
速度で走るはずです。そこから速度を少しずつ上げていくのは
結構勇気が必要になりますし、どのくらいスピードを上げていいかが
分かりません。上手いドライバーなら感覚で限界がどのくらいかが
分かるでしょうし、仮に限界を超えてオーバーステア、アンダーステアが
でようと、それをコントロールして次のラップでは修正してくるでしょう…

もちろんたくさん走ってドライバーが上手くなるのも手段の一つですが
下手なドライバーでもプロ並みの走りができるマシンを開発するのも
魅力的です。

  TIG溶接が上達してきた1年生の河西


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