エンジンマウントの取り付け治具製作

こんにちは、学部3年の久保です。

現在、2025年度マシンのエンジンマウントの修正治具を製作しています。
本来ならば、フレームを溶接する段階で
エンジンマウントの取り付け部もすべて溶接が完了される予定だったのですが…

溶接ひずみによる部品位置のずれが
発生したため、治具を設計して
現在製作中です。

ミスから生まれたタスクではありますが
非常に勉強になりました。

例えば、この部品…

  頭の部分がはめ合いピンのボルト

全ねじのM8ボルトです。
みなさん何気なく使用しているボルト
ですが、作ろうとするとちょっとした
工夫が必要です。雄ねじを切る方法は
旋盤やダイスを使ったものがありますが
今回はダイスを使用しました。

全ネジを切るときに首下ぎりぎりまで
切れると思ったら大間違いでした…
ダイスの作り的に首下1 mmくらいは
どうしてもネジが切れないのです。
(当たり前だろと言われてしまえば
それまでですが…)

それでもボルトの首下すべてをねじこみたい場合は、ボルトの首下 1mmほどに
ネジの谷径ほどの深さの溝をつくって
あげるわけです。

実際に作ってみてうまくいきました。
小さなことではありますが
こういうものの積み重ねが成長の
ひとつだと思います。

 治具を作るための治具…溶接開始 !

       治具完成 !
  エンジンマウントを溶接します !


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